境港市出身の漫画家、故水木しげるさんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」と、製菓大手のロッテ(東京都)の人気商品「ビックリマンチョコ」の双方のキャラクターを合わせた限定シールがお目見えした。市の名所「水木しげるロード」の30周年記念事業で、「聖(セント)フェニックス×鬼太郎」など人気キャラによる夢のようなコラボレーション。市内での買い物など条件を満たした人に、3種類計7960枚を配る。実施期間は3月1~31日。
ロッテの「ビックリマン地方創生プロジェクト」の第2弾で、境港市、境港観光協会、ロッテが1日、発表した。境港市で配るオリジナルシールは「聖フェニックス×鬼太郎」(4200枚)と「サタンマリア×ねこ娘」(2210枚)と「スーパーデビル×ねずみ男」(1550枚)の3種類で、大きさはいずれも7・2センチ四方。
市内加盟店2店舗でそれぞれ千円(税込み)以上の買い物をしたり、夢みなとタワー(竹内団地)などのスポットを巡ってスタンプを集めたりするなど、シールごとに配布条件が異なる。条件を満たした後、市観光案内所(大正町、みなとさかい交流館内)で受け取る仕組みで、事業の詳細は境港観光協会のホームページに掲載している。問い合わせは同協会、電話0859(47)3880。
ビックリマン地方創生プロジェクトは昨年、滋賀県東おうみ地域(近江八幡市など)で実施し、シールを求めて多くの人が訪れるなど経済効果があった。(松本稔史)