長期入院している高校生が病室にいながら、まるで教室にいるような感覚で授業を受けられる「テレプレゼンスロボット」を、島根大医学部付属病院(出雲市塩冶町)が導入した。既に入院中の女子高校生が授業に活用し、通常のオンライン授業に比べ「板書が見えやすい」と好評という。

 「テレプレゼンス」は遠隔を表す「テレ」と存在を意味する「プレゼンス」を組み合わせた造語。教室に置いたロボットを、病室で手に持ったタブレットで遠隔操作することで、...