平日の6日、車や人が行き交う「くにびき大橋」(松江市西川津町)の裏側で、作業員が橋脚のひび割れの補修に当たっていた。縦横にいくつも入った亀裂に特殊な樹脂を「注射」し、奥までじっくり浸透させ、固める。コンクリートの耐久性を高め、橋の寿命を延ばす工事だ。

 インフラの老朽化対策は2012年の...