記者会見で、鳥取簡裁の罰金40万円の判決を受け入れ、控訴しない意向を明らかにした鳥取県議の藤縄喜和被告。15日に刑が確定し、議員失職する=鳥取市東町1丁目、鳥取県庁
記者会見で、鳥取簡裁の罰金40万円の判決を受け入れ、控訴しない意向を明らかにした鳥取県議の藤縄喜和被告。15日に刑が確定し、議員失職する=鳥取市東町1丁目、鳥取県庁

 選挙区内の有権者に中元や歳暮を贈ったとして、公選法違反(寄付行為)の罪で罰金40万円の判決を受けた鳥取県議の藤縄喜和被告(72)=鳥取市選挙区、6期=が14日、控訴しない考えを明らかにした。控訴期限は同日だった。15日に確定し、議員失職する。鳥取市選挙区(定数12)は欠員2となり、公選法に基づき補欠選挙が今春に行われる。

 判決は、贈り物は社交の範囲内だった点などを考慮し、原則5年の公民権停止を3年に短縮した。