能登半島地震で災害対応拠点として機能した「防災道の駅」が島根、鳥取両県内にない。国土交通省が選定を始めた2021年当時に、県の防災計画に広域的な防災拠点として位置づけた道の駅がなかったことが理由。島根県は掛合の里(雲南市掛合町)、鳥取県は道の駅ほうじょう(鳥取県北栄町国坂)の選定を目指している。

 防災道の駅は、防災計画での広域的な防災拠点としての位置づけに加え...