板垣あゆみさんのお焼き
板垣あゆみさんのお焼き
河津悌二さんの焼きそば
河津悌二さんの焼きそば
最優秀賞に選ばれた河津悌二さん(左から2人目)と板垣あゆみさん(同3人目)。右は道端カレンさん=松江市伊勢宮町、松江栄養調理製菓専門学校
最優秀賞に選ばれた河津悌二さん(左から2人目)と板垣あゆみさん(同3人目)。右は道端カレンさん=松江市伊勢宮町、松江栄養調理製菓専門学校
板垣あゆみさんのお焼き
河津悌二さんの焼きそば
最優秀賞に選ばれた河津悌二さん(左から2人目)と板垣あゆみさん(同3人目)。右は道端カレンさん=松江市伊勢宮町、松江栄養調理製菓専門学校

 島根県産の米粉を使ったレシピコンテスト審査会が18日、松江市伊勢宮町の松江栄養調理製菓専門学校であり、学生部門は米粉麺の焼きそばを作った同校調理師科1年の河津悌二さん(53)、一般部門は栄養価を意識し、お焼きにした雲南市木次町里方の主婦板垣あゆみさん(42)が最優秀賞に選ばれた。

 コンテストは米粉の生産と消費拡大を図ろうと、JAしまねが初めて企画しアイデア募集した。事前の書類審査を通過した6人が同日調理し、タレントの道端カレンさんら審査員6人が両部門の最優秀賞、銀賞、特別賞を決めた。

 河津さんは米粉にタピオカ粉を混ぜて作った弾力のある太めの手打ち麺を焼きそばにし、ブロッコリーやニンジンを取り合わせた。「小麦粉を使わない麺はちぎれやすく苦労した。野菜を使い、彩りにもこだわった」と振り返った。

 板垣さんはバレーボールに打ち込む小学生の娘2人の健康を気遣い、お焼きに小松菜やニンジン、豆腐などを混ぜた。小食の娘が手軽に栄養を取れるよう工夫し「米粉の量の調整が難しかったが、いい味になった」と笑顔を見せた。(森みずき)