2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻以降、核軍縮・不拡散の基盤を掘り崩す動きがせきを切ったように顕在化している。ロシアは新戦略兵器削減条約(新START)の履行停止を宣言し、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を撤回した。米国と対立を深める中国は、第3の核大国として名乗りを上げようとしている。
そして今この時も、核の脅しを執拗(しつよう)に続けるロシアの核使用リスクが拭えない。2011年に発効した新STA...
2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻以降、核軍縮・不拡散の基盤を掘り崩す動きがせきを切ったように顕在化している。ロシアは新戦略兵器削減条約(新START)の履行停止を宣言し、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を撤回した。米国と対立を深める中国は、第3の核大国として名乗りを上げようとしている。
そして今この時も、核の脅しを執拗(しつよう)に続けるロシアの核使用リスクが拭えない。2011年に発効した新STA...
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