奈良時代の7世紀後半から8世紀後半におよぶ大規模な集落跡が、大田市川合町の川合神社周辺遺跡で見つかった。島根県内で古代の大規模集落遺跡は数少ない上、縄文と弥生、中世の各時代の土器や居住跡も出土。島根の考古学研究を進める上で貴重な遺跡とし、調査関係者は「県西部で大規模な集落跡は見つかっておらず、県内でも有数の規模」と位置づけている。2日に一般向けに現地を公開する。 (勝部浩文)
遺跡は石見国一宮として知られ、6世紀に社殿が創建されたという物部神社の南約900メートルにある。...
大田で奈良時代の大規模集落跡を発見 「島根県内でも有数の規模」 縄文、弥生、中世の土器や居住跡も
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