昨年、島根県内の高校野球の大会で存在感を示した高校3年生が今春、進学や就職をする。学校を通して県内5校の主要選手の進路を調査したところ、大学で野球を続ける選手が多かった。島根で過ごした高校時代の経験を糧に新天地でさらなる飛躍を狙う。(小林竜大)

 島根大会を11年ぶりに制して甲子園に出場した立正大淞南は、投打で貢献した山下羅馬、甲子園で三塁打を放つなど走攻守三拍子そろった坂川尚仁が大阪観光大に進む。同大出身の久保修(石見智翠館高出)は、2022年のドラフトで広島に7位指名された。強打の1番として活躍した酒井柊伍は...