浜田市や広島県内の神楽団体による公演「復興チャリティー神楽舞」が9日、浜田市黒川町の石央文化ホールである。チケット販売などで得た収益を、能登半島地震の被災地への支援金に充てる。
浜田市内の日脚神代神楽社中、石見神楽周布青少年保存会、今福神楽社中、浜田商業高校郷土芸能部の4団体に加え、広島県安芸高田市の高猿神楽団が出演。人気の「恵比須(えびす)」や「八幡(はちまん)」のほか「悪狐伝(あっこでん)」など各団体が1、2演目を上演し勇壮な舞を届ける。
公演は神楽関係者でつくる実行委員会が企画し、午前11時開演。入場券は、前売り1500円(当日2千円)、小学生以下無料。チケットは石央文化ホールなどで販売している。
実行委員会の長谷川一樹代表(35)は「神楽に親しんでもらい、復興支援につなげたい」と話した。問い合わせは浜田市観光協会、電話0855(24)1085。