島根県隠岐の島町の北北東約110キロの日本海で、新潟市のカニかご漁船「第88真盛(しんせい)丸」(124トン)と出雲市のカニかご漁船「第68かがみ丸」(122トン)が衝突した事故で、第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)は7日、負傷者は真盛丸の甲板員男性(45)だったと発表した。
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男性は衝突時に転倒して腕と背中を打撲したが、自分で歩けるという。真盛丸は航行不能で、巡視船「きそ」が境港に向け、えい航している。かがみ丸は7日未明に境港に入港した。船首に損傷があるという。
事故は6日午後4時10分ごろ発生。操業中の真盛丸と航行中のかがみ丸が衝突した。












