発見された木造船=8日午後2時半、島根県隠岐の島町犬来沖南東3・5キロの海上(隠岐海上保安署提供)
発見された木造船=8日午後2時半、島根県隠岐の島町犬来沖南東3・5キロの海上(隠岐海上保安署提供)
木造船と設置されたブイ=8日午後2時40分、島根県隠岐の島町犬来沖南東3・5キロの海上(隠岐海上保安署提供)
木造船と設置されたブイ=8日午後2時40分、島根県隠岐の島町犬来沖南東3・5キロの海上(隠岐海上保安署提供)
発見された木造船=8日午後2時半、島根県隠岐の島町犬来沖南東3・5キロの海上(隠岐海上保安署提供)
木造船と設置されたブイ=8日午後2時40分、島根県隠岐の島町犬来沖南東3・5キロの海上(隠岐海上保安署提供)

 8日午後1時半ごろ、島根県隠岐の島町犬来の南東3・5キロの海上で「水浸しになっている木造船が漂流している」と釣りから帰る途中の船から隠岐海上保安署に通報があった。船は浸水し沈没しかかっていた。人はいなかった。

木造船と設置されたブイ=8日午後2時40分、島根県隠岐の島町犬来沖南東3・5キロの海上(隠岐海上保安署提供)



 同署によると、木造船は伝馬船(てんません)型で長さ約4メートル、幅1・2メートル。後部には朝鮮語と数字の表記があり、過去に見つかった北朝鮮の木造船に特徴が似ているという。

 沈没の恐れがあり、えい航が難しいため、同署が赤色のブイとライトを設置して航行警報を出し、付近を通る船舶に注意を呼びかけている。

 伝馬船型の木造船は1月29日にも浜田市沖約101キロの日本海で漂流しているのが見つかっている。