中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)の30キロ圏内で土砂災害警戒区域と重なり、地震などの災害時に寸断の恐れがある緊急輸送道路は、松江、出雲、安来、雲南4市の道路58本にわたった。島根県内は地質的に土砂災害を起こしやすく、警戒区域の指定数も全国に比べて多い。県は、医療機関などのエリアでの土砂災害対策を優先的に進めており、緊急輸送道路の対策完了の見通しは立っていない。
[1面本記]
・道路寸断恐れ109市町村 災害時 原発30キロ圏、避難に支障 島根 4市の国道・県道
中電が8月の島根原発2号機の再稼働を目指す中、...
島根原発30キロ圏 4市58道路 土砂災害リスク 対策完了時期は未定
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