勤務医の残業時間に罰則付きの上限を設ける医師の働き方改革に伴い、資格なしで働ける看護補助者の役割が島根県内であらためて注目されている。医師の仕事の一部を看護師に移管する「タスクシフト」を進めた結果、看護師の負担も軽くする必要があるためだ。ただ処遇は全産業平均よりも低く、有効求人倍率は、需要に比べて求職者が少ない高止まりの状況が続いている。

 看護補助者は、看護師が行う「療養上の世話」のうち、...