島根県内の中山間地域で、高齢化率50%以上、世帯数19戸以下で維持が困難とみられる、いわゆる「限界集落」が増えている。2023年度の島根県の調査で918カ所となり、全集落の24・5%を占め、18年度の前回調査に比べて24・2%増となった。人口減少の進行が要因で、死亡者数が出生数を上回る「自然減」が避けられない中、生活機能の維持に向けた対策が急務になっている。
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島根、限界集落増918カ所 人口減進行、全体の24.5% 生活機能維持へ対策急務
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