バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは20日、同じ西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと相手ホームで対戦し、103―91で勝利し、通算25勝18敗とした。名古屋Dとのゲーム差は「3」に縮まり、チャンピオンシップ(CS)出場に向けて、西地区の順位争いとワイルドカード争いの両面で、大きな1勝を挙げた。点の取り合いになったゲームのポイントを解説し、CS出場に向けた今後の戦いを展望する。

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 20日の名古屋Dとのゲームには大きな意味があった。スサマジが勝てば、2位の名古屋Dとのゲーム差を「3」に縮め、西地区2位の座を奪い返す可能性が出てくる。スサマジは今シーズン、12月6日、名古屋Dに快勝している。名古屋Dとは20日のゲームのほかに、まだ2試合あり、連勝すれば相手に苦手意識を植え付け、優位に立てる。

名古屋D戦の第1クオーター、島根の谷口大智(左)がシュートを放つ=ドルフィンズアリーナ

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勝てば天国、負ければ…。

 逆に敗れれば、ゲーム差は「5」になり、名古屋Dの西地区2位がほぼ確定。スサマジは西地区3位をキープしながら、...