ー子育てに関する事業を幅広く展開しています。

赤ちゃんの一時預かりや学童保育などを通して、育児をより楽しく、少しでも楽にできるようなサポートを中心に活動しています。

2001年から松江市内で産前産後のお母さんの育児支援や、当時は一時保育がご利用できないお子さまのお預かりを先駆けて始めました。

12年から学童クラブ「こそけん学園」の運営を始めました。

東出雲校、中央校、津田校の3カ所にあり、約240人の子どもが利用しています。少子化ですが利用者数は年々伸びており、25年にはクラスを増やす予定です。 

ー 学童クラブではどのような活動をしていますか。

合唱や卓球、環境美化活動などを通して団結力を学んでいます。子どもの意見を取り入れ、地域の人とふれあう「こそけんマルシェ」を定期的に開き、地域活動も積極的に行っています。

開所時間は平日や長期休みは午後8時までで、保護者の希望があれば最大で午後9時まで開きます。

対象は松江市内の小学校1年生から6年生です。長い時間を過ごす学童クラブで、子どもが楽しく過ごせるように工夫しています。
 

 

ー 学童クラブを運営する上で課題はありますか。

松江市の共働き率は約6割あり、これからも需要は高まります。

子どもを見守る支援員は、仕事の時間帯が午後2時から午後8時などライフスタイルと合いにくいため、なり手が少ない実態があります。

開所時間を長くしたり、学童クラブへの送迎をしたりすることで保護者の負担をなるべく減らそうと考えています。

豊かで温かい家庭づくりをサポートし、できるだけ多くの子どもと親を救いたいです。
 

 


ー 活動の展望も教えてください。

松江市以外の自治体でも施設を拡大する計画を立てています。

成長期の子どもに専門のカイロプラティック資格員が正しい姿勢を指導したり、親の体の相談にも乗ってあげたりすることで親子ともに心身豊かになるよう心がけております。

この30年の間で世の中は大きく変化しました。身近な所では携帯電話のスマホ化やエネルギー関連でしょうか。

そしてこの先の変化はこれまで以上な速さで様々な事が変化していきます。

何が変わるのか想像の域を超えると思われますが、何事にも対応できる「対応力」と「人間力」を育み、これからの明るい人生を楽しんでいきましょう。

 


宮原孝司=島根県松江市出身(46歳)2018年に現職(代表取締役)に就任。

趣味は仕事。個人的なニュースは昨年は3つの免許、資格を取得しました。

それらを活かし利用者様へより深いサービス提供ができるようこれからも意欲的に活動し可能性を広げていきたいと考えております。

㈲いっしょに子育て研究所HP