松江市の玉造温泉街のにぎわい創出を目的としたイベント「ライブ&マルシェ」が30日、同市玉湯町玉造の日帰り温泉施設「玉造温泉ゆ~ゆ」であり、来場者が買い物や地元で活動するアーティストらのステージを楽しんだ。
同イベントは温泉街の振興策として昨年7月に始まり、3回目。松江、出雲両市民でつくるイベント企画団体「YAIKO☆KIKAKU(やいこきかく)」が主催した。
島根県や岡山県で活動するバンドグループ5組によるライブのほか、松江市を拠点にするお笑いコンビ「よしこじゅんじ」がめおと漫才を披露。手作りのパンやアクセサリー、コーヒーなどの15の事業者が出店し、来場者がお気に入りの一品を手に取っていた。
来場した松江市東津田町の会社員加藤慎哉さん(71)は「手作り感があって心が温まった。すてきなステージで元気をもらった」と笑顔を浮かべた。
能登半島地震への寄付を目的としたチャリティーバザーもあった。
(佐々木一全)