50メートルを走ってタイムを競う陸上競技体験イベント「ダッシュ王チャンピオンシップin松江」が31日、松江市上乃木10丁目の市営陸上競技場であった。児童や保護者ら130人が、ゴールに写真判定装置などが置かれた公式大会さながらのレースを体験し、短距離走の楽しさに触れた。
レースでは英語の「オンユアマークス」のコールで位置についた児童がピストルの合図で一斉にスタート。懸命に腕を振ってゴールすると、タイムを速報する掲示板を見て一喜一憂した。親子でタイムを争う部門もあり、和やかに健脚を競った。

サッカークラブの友人と参加した津田小2年の江角瞬君(8)は「目標の8秒台が出なくて残念だけど、いろいろな学年の人と走って楽しかった」と話した。

イベントは、小学生陸上クラブ「カッツアスレチッククラブ」(代表・石倉一希開星高陸上部監督)が、2030年の「島根かみあり国スポ」で高校生年代となる小学生にスポーツの楽しさを知ってもらおうと開いた。(森山郷雄)