山陰両県の桜の名所が一斉に見頃を迎えた。各地のスポットは5日、友人同士で散策を楽しむ人やレジャーシートを広げ、会話を弾ませながら花見を楽しむ人でにぎわった。
松江市八束町波入の大塚山公園では、雨続きで閉じたままだったつぼみが次々と開いた。樹齢60年を超える木は枝がしなるほどに多くの花をつけ、風に揺れた。松江観光協会八束町支部によると、今週末に満開を迎えそうという。
公園には真新しいランドセルと少し大きな制服を着た子どもたちの姿があった。まもなく市立義務教育学校八束学園の1年生になる柏木環那さん(6)は「桜がきれいだった。勉強が楽しみ」と胸を躍らせていた。
(森みずき)
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