山陰両県で直近1週間(1~7日)に定点医療機関で確認されたインフルエンザの感染者数は、島根が前週比4・18人減の7・45人、鳥取が7・20人減の9・28人だった。減少傾向にあるものの、地域によっては流行が続いており、両県は引き続き感染予防に努めるよう呼びかけている。

 島根県の保健所管内別の内訳は浜田の20・00人が最多で、松江9・00人、県央6・00人、出雲5・56人と続いた。8割近くが14歳以下の子どもだった。

 鳥取県は倉吉13・20人、米子9・27人、鳥取市7・33人。同県は流行注意報を発令している。

 新型コロナウイルスの感染者数は島根150人、鳥取128人で、定点当たりは島根が前週比0・50人増の3・95人、鳥取が0・69人減の4・41人だった。

 保健所管内別の内訳は、島根が松江(定点医療機関11)55人▽出雲(9)31人▽益田(5)28人▽浜田(5)16人▽雲南(3)12人▽隠岐(2)6人▽県央(3)2人。鳥取は、米子(11)60人、倉吉(6)38人、鳥取市(12)30人となった。(原暁)