手足の急速な壊死(えし)や多臓器不全を引き起こし「人食いバクテリア」との異名を持つ劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告数が昨年、記録のある1999年以降で過去最多となった。原因は子どもにのどの痛みなどの症状をもたらすのと同じ溶血性レンサ球菌(溶連菌)でありながら、時として激烈な...