花木園で見頃となったチューリップを楽しむ園児たち=安来市荒島町
花木園で見頃となったチューリップを楽しむ園児たち=安来市荒島町

 【安来】安来市荒島町、島田一嗣(ひとし)さん(79)が自宅前で公開する花木園のチューリップが見頃を迎え、11日、近くのこども園の園児15人が訪れて花を楽しんだ。見頃は今週末まで。

 花木園はJR荒島駅から西へ200メートルの場所にある。通勤、通学で通る市民に美しい景色を楽しんでほしいと手入れを続ける。約100平方メートルの園内には50種類のチューリップ約2200本やハナミズキが植わる。赤や黄、白、紫の色とりどりの花が道行く人を楽しませている。

 散策に訪れた園児は白っぽい花弁に緑が映える「スプリンググリーン」、濃いピンク色の「プリティラブ」など多彩なチューリップを見て回り、春を満喫していた。

 荒島駅での待ち時間に訪問する市民もいるといい、島田さんは「珍しい、新しい品種を集めている。春を感じてほしい」と話した。

(狩野樹理)