
―創業時の仏壇修理に始まり、仏壇・仏具製造販売、樹木葬、墓石関連事業、さらに介護保険事業、家族葬専用式場と多角的に事業展開しています。2024年度に力を入れた取り組みは何ですか。
22年1月、松江市浜乃木2丁目にオープンした家族葬専用式場「わすれな」を軌道に乗せられるよう取り組むとともに、24年9月に同市春日町に「わすれな」松江春日ホールをオープンしました。もともと、新型コロナウイルス禍で高まった少人数葬儀の需要を取り込もうと始め、利用件数は増えています。葬祭業では見積価格と実際の請求額に開きが生じる不透明な事例を耳にしますが、当社は適正金額の明瞭なプラン価格を最初から提示し、利用者から喜ばれています。
―今後のホール開館計画は。
松江市内3カ所目となるホールを25年夏以降に、東出雲町内にオープンする予定です。安来市も含む島根県東部の新規需要の取り込みに期待しています。3カ所での展開で広域的なサービス提供にも力を入れます。

―人材育成に注力しています。
企業理念の「よりそうこころのまんなかに。」や企業使命、目指す未来像、12項目からなる行動指針などをまとめた「ひょうまコンセプトブック」を朝礼時に読んでいます。正直に、まっとうに企業利益を追求するというスタンスを社員に浸透させるとともに、お客さまに安心感を提供するサービスの徹底を図っています。地域密着企業として、10年先、20年先も良質なサービスを継続して提供していきます。
―福利厚生面での取り組みは。
約200人の社員のうち女性が60%以上を占め、女性が働きやすい環境がおのずとできていると感じています。全社員を対象にハラスメント防止研修などを行い、意識啓発に努めています。3月に完工した新社屋では、顧客管理の効率化を進めるとともに、仕事をしやすく、コミュニケーションを取りやすいように机や椅子を配置するなど、若い人がここで働きたいと思えるような職場環境づくりに努めています。


当社は創業以来、皆様の”よりそうこころのまんなかに”をモットーに、仏壇墓石だけではなく、近年は樹木葬、霊園運営、家族葬専門会館などを展開し、島根県内で成長してまいりました。勤続年数にかかわらず、挑戦する意欲を大切にする社風があり、若い人材へのサポートもしっかりしています。ぜひあなたの力をひょうまで活かしてみませんか。

吉田拓也=京都府出身(46歳)2006年娘婿として入社、2018年に現職に就任。 趣味は読書、筋トレ、ゴルフ 寒い時期はついついこもりがちになりますが、筋トレを定期的に行い体のメンテナンスをしています。健康管理をしっかりしていくことも、会社を経営する上での重要な役割の一つですので、健康チェックも欠かさず行いたいですね。












