29日午前9時10分ごろ、大田市温泉津町湯里のJR山陰線湯里-温泉津駅間で、落石が線路内や線路脇にあるのを普通列車の運転士が見つけ、停車した。乗客乗員21人にけがはなかった。安全確認のため、大田市-江津駅間で約1時間50分運転を見合わせた。

 JR西日本中国統括本部によると、特急1本を含む3本が最大1時間20分遅れ、計約150人に影響した。落石は二つあり、縦55センチ、横55センチ、高さ20センチと、縦30センチ、横10センチ、高さ15センチの大きさだった。動物が石を踏み落としたのが原因とみられるという。