手話をしながら歌うRitsukoさん(右)と松江南高の卒業生=松江市殿町、県民会館
手話をしながら歌うRitsukoさん(右)と松江南高の卒業生=松江市殿町、県民会館

 【松江】島根県立松江南高校(松江市八雲台1丁目)の卒業生が主催する「MATSUEMIMAMIドリームフェスティバル」がこのほど、松江市殿町の県民会館であった。在校生と卒業生約80人が手話や歌を通じて交流した。

 1985年に卒業した元演劇部員が中心になり、初めて企画した。

 ステージでは、元演劇部員たちが部室を舞台にした演劇を披露し、吹奏楽部も出演した。

 松江市や島根県の観光大使を務める歌手のRitsuko(リツコ)さん(61)が代表曲「一人で悩まないで」を披露。島根県ろうあ連盟の協力で手話の振り付けを交え、透明感のある美しい歌声をホールに響かせた。

 ステージを鑑賞した2年の三木日陽さん(16)は「どのステージも楽しめた。来年は友人を誘って自分も出演してみたい」と話した。

(林李奈)