テントが立ち並び来場者でにぎわう朝市=松江市八幡町、武内神社前広場
テントが立ち並び来場者でにぎわう朝市=松江市八幡町、武内神社前広場

 松江市八幡町の武内神社前広場で5日、月1回の恒例イベント「ちくや朝市」があった。朝市開始から2周年のこの日も海鮮、スイーツ販売などのテントやキッチンカー計40店が並び、来場者は列を成して目当ての品を買い求めた。

 朝市は、竹矢地区の有志でつくる実行委員会が毎月第1日曜に開く。2周年では、開催時間を通常より3時間延ばし、買い物券が当たるくじ引きもあった。

 新鮮なシジミや焼きサバ、人気のシフォンケーキの販売テント、出来たてのホットドッグや焼き鳥を提供するキッチンカーが会場を埋め、午前8時の開始時には行列ができていた。人力車で神社周辺を巡る体験コーナーも人気を集めた。

 家族3人で訪れ、ホットドッグを買った松江市米子町の理容師永瀬昌弘さん(48)は「素材にこだわっていておいしいものばかり。にぎわいに驚いた」と喜んだ。実行委の武田慶子さん(54)は「これからも楽しい朝市になるよう努力したい」と話した。(森みずき)