大判焼きにあんこをのせる児童=浜田市相生町、浜田のまちの縁側
大判焼きにあんこをのせる児童=浜田市相生町、浜田のまちの縁側

 放課後や休日に子どもの居場所を運営する浜田市相生町、「浜田のまちの縁側」(栗栖真理代表)は6日、設立20周年を記念して、バザーや焼き菓子作りの体験会を開いた。子どもたちが買い物や飲食を楽しみ伸び伸びと過ごした。

 浜田のまちの縁側は主に水曜日午後3時からと土曜日午後1時から、小学生以下の子ども向けに開所する。スタッフやボランティアが見守りをし、友達と遊んだり読書をしたりと自由に過ごせる。2004年に設立し、20周年を迎え特別イベントを企画した。

 能登半島地震の被災地支援のチャリティーバザーには児童らの家庭から出品された絵本や文房具、日用雑貨が10~300円と買い求めやすい価格で並んだ。

 大判焼きの体験会は子どもは無料で、参加者はやけどしないよう気を付けながら、鉄板に生地を流し入れ具材を詰めた。石見小学校1年の栗山ちとせさん(6)は「楽しかった。熱いけどおいしい」と笑顔だった。栗栖代表は「今後も子どもに優しい町づくりを進めたい」と話した。 (中村成美)