江津市こどもまつりが12日、同市江津町の市総合市民センターであった。吹奏楽演奏や子ども神楽のステージのほか、積み木遊び、絵本、野菜について学ぶ食育など多彩なブースが設けられ、市内外の家族連れ800人が楽しんだ。
ステージでは、江津中学校吹奏楽部21人が「アンパンマンのマーチ」など3曲を披露。嘉久志神楽子ども会の公演、市内保育士9人による歌遊びもあった。子どもたちは、積み木を高く積んだり、魚やキャラクターに見立てた紙や木を釣ったりしたほか、野菜の重さ当てに挑戦した。
親子4人で訪れた江津市立川波小学校2年の井戸遥輝(7)君は「種類が多くて一日楽しめた。また来年も来たい」と笑顔で話した。
まつりは、子育て環境の整備を目的に、市やNPO法人など14団体でつくる実行委員会が2006年度から開いている。
(村上栄太郎)