内閣府が発表した1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は2四半期ぶりのマイナスだった。物価高で個人消費の低迷が長引き、年金生活者からはため息が漏れる。大企業の春闘は好調だったが、中小企業への賃上げ波及は見通せない。金融政策で円安を阻止するよう求める声がある一方、利上...