自民党は派閥の裏金事件を受けた政治改革で終始及び腰だった。活動資金が細らないよう、政治資金規正法の改正は限定的にとどめたい党内の抵抗が背景にある。「政治とカネ」の透明化を求める世論との乖離(かいり)は顕著で、国民の信頼回復へ「火の玉になる...