空港で自動運転車両が乗客、荷物を運ぶ取り組みが本格化する。地上業務を効率化して人手不足を解消する狙いがあり、国土交通省は2日、日本航空が成田空港で、乗客の手荷物を自動運転車両が運ぶ準備が整ったと発表。全日本空輸も、乗り継ぎ客用の自動運転バスの試験運行を年内に始める。

 日航が導入したのは、乗客の手荷物を積んだコンテナをけん引する車両。成田空港第2ターミナルの本館と、一部が駐機するサテライトを往復し、走行位置は衛星利用測位システム(GPS)などで把握する。万が一の事故を回避するため運転手が乗り込むが、原則として自動で走行する。

 実用化は国内初という。ただ新型コロナウイルス感染症の影響による便数減少でサテライトは現在、閉鎖されており、運用開始日は決まっていない。