名古屋市の魅力をアピールする名古屋おもてなし武将隊のメンバー=松江市殿町、山陰中央新報社
名古屋市の魅力をアピールする名古屋おもてなし武将隊のメンバー=松江市殿町、山陰中央新報社

 【松江】フジドリームエアラインズ(FDA、本社・静岡市)の出雲-中部便の利用を促進するため、名古屋市の観光キャラバン隊が24日、松江市殿町の山陰中央新報社を訪れ、観光名所やグルメをPRした。

 名古屋城で演武する名古屋おもてなし武将隊のメンバーや中部国際空港の関係者11人が、名物のみそカツや手羽先を紹介。宮崎駿監督が手がけたアニメ映画の世界観を再現しているジブリパーク(愛知県長久手市)もアピールした。

 武将隊の前田利家氏は「名古屋も島根県と同じように歴史を重んじる街。幅広い世代に歴史、食、文化といった魅力を肌で感じてほしい」と話した。

 21世紀出雲空港整備利用促進協議会(会長・飯塚俊之出雲市長)は山陰両県在住の中部便搭乗者に、片道当たり5千円(往復1万円)を助成するキャンペーンを6月末まで実施する。

 出雲-中部便は1日1往復で中部発午後1時25分、出雲発午後4時半となる。(佐野翔一)