火力発電所や工場などから出る二酸化炭素(CO2)を回収し、地下深くに貯留する「CCS」という技術が注目されている。2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにするための「切り札」として、政府は民間企業の支援や法整備に乗り出し、30年までの事業化を目指す。ただ、貯留地の選定やコスト面での課題も多く、実現するか...