島根県邑南町の出羽(いずわ)神楽団と子ども神楽団が15日、松江市殿町の県民会館中ホールで「きてみんさい石見神楽」を開く。豪華な衣装に身を包み、迫力のある舞を披露する。
亡霊となった平知盛を源義経、弁慶ら一行が退散させる「壇ノ浦」、炎を吹き上げる大蛇(おろち)を素戔嗚尊(すさのおのみこと)が倒す「大蛇退治」など4演目を舞う。
出羽神楽団は1973年に結成。10~60代のメンバーが伝統を守りながら、新しい舞を取り入れ活動している。石見神楽になじみが薄い県東部の人々に見てもらおうと企画した。
午後0時半に開演し、午後4時までの予定。大人2千円、小中学生千円、小学生未満は無料。当日券も販売する。問い合わせは出羽神楽団事務局、電話080(2944)4398。