ロープの破片などを拾い集める児童=松江市島根町加賀、桂島海水浴場
ロープの破片などを拾い集める児童=松江市島根町加賀、桂島海水浴場

 海水浴シーズンを前に、松江市島根町加賀の島根小学校と中学校の児童生徒計約180人がこのほど、キャンプや海水浴が楽しめる人気スポットの国立公園・桂島で清掃活動に取り組んだ。

 恒例行事として20年以上前から毎年実施している。小学1~4年生が砂浜、小学5年~中学3年生は岩場に分かれた。流れ着いて乾燥した海藻、プラスチックごみ、ロープの切れ端などを拾い、45リットルのごみ袋約50袋を集めた。

 中学3年生で生徒会環境部長の石川彩羽さん(15)は「今年は思ったよりごみの量が少なかった。島根町は海と山がきれいなので、町外から来る人に、きれいな場所だと感じてほしい」と話した。

(白築昂)