島根県津和野町後田、津和野高校合唱部と吹奏楽部、美術部、グローカル・ラボ部による文化部合同公演「JAM(ジャム)」がこのほど同校体育館であり、生徒たちが楽しいステージを繰り広げた。
開催は今年で21回目。JAMは英語で「詰め込む」という意味があり、部活動や学校、地域の人と世代を超えて参加することから名付けた。合唱部6人、吹奏楽部12人、美術部8人、グローカル・ラボ部25人をはじめ津和野中学校合唱部、町民有志が出演した。
合唱部は「カントリーロード」、吹奏楽部は「ドリフ大爆笑のテーマ」などを演奏し、今年始めたカラオケコーナーや来場者に曲のタイトルを当ててもらうコーナーで盛り上げた。
美術部は絵画やイラストを会場に展示し、グローカル・ラボ部は活動をスライドで紹介した。フィナーレは4部合同で「学園天国」を披露。生徒や保護者ら約200人が拍手を送った。
実行委員長を務めた津和野高校合唱部の中島颯汰(そうた)部長(17)=3年=は「JAMを盛り上げるために1年間準備をしてきた。周りの人たちのおかげで無事練習の成果を出し切ることができた」と充実感を漂わせた。(岡野優衣)