講師(右)が見守る中、自分で考えたプログラムを実行する生徒=雲南市大東町養賀、大東中学校
講師(右)が見守る中、自分で考えたプログラムを実行する生徒=雲南市大東町養賀、大東中学校

 【雲南】雲南市大東町養賀、大東中学校で21日、車輪付きのロボットを使ったプログラミングの授業があった。生徒はロボットへの指示の出し方を学んだ。

 授業は専門分野を持つ地域の大人と交流しながらプログラミングを学んでもらおうと、3年生を対象に企画した。

 一般社団法人エンター(雲南市木次町里方)の長谷川直人さん(43)を講師に、3年生約30人が挑戦した。生徒たちはマス目の上を進むロボットに「右回転」や「直進」といった指示を出し、ゴールを目指した。進むことができないマスを避けつつ最短のルートを考え、実行した。

 秋田郁斗(いくと)さん(15)は「自分のプログラムが想像通りに動くと達成感がある。ゆくゆくはアプリを作りたい」と目を輝かせた。

 講師を務めた長谷川さんは「楽しそうに取り組んでくれた。子どもたちがデジタルを学べる環境を整え、興味を持つきっかけを提供したい」と話した。(山本泰平)