「家庭でそば屋のそばを」をコンセプトにしたなかたかの七割そば
「家庭でそば屋のそばを」をコンセプトにしたなかたかの七割そば

 製麺業の(株)なかたか(松江市矢田町、長谷川雅生社長)が島根県産そば粉を使った七割そばを発売した。自社の量産可能な製造体制と県外への販路を生かし、コロナ禍で落ち込んだ県産そば粉の消費回復につなげようと企画した。

 コンセプトは「家庭でそば屋のそばを」。熱を与えずにゆっくりとひくことで風味と香りが引き立つ石臼びきによる製粉にこだわり、(株)永江製粉(同市西嫁島1丁目)に初めて製粉を委託した。切れにくく家庭の小さな鍋でも湯がけるような麺を作るため試行錯誤を重ね、そば粉7割の配合比にたどり着いた。保存料不使用の冷蔵で30日間持つ生タイプだ。

 全国のスーパーやオンラインショップで取り扱い、1パック(2人前)で税込み600円(公式オンライン販売価格)。今年中に1万パックの販売を目標とする。長谷川社長(45)は「今は地域や時代の課題を解決するため協力するのが大事な時。少しでも島根県産そば粉の消費につながればいい」と話した。