日本を代表する古楽奏者でバロックバイオリンの寺神戸(てらかど)亮さんと、チェンバロ奏者の曽根麻矢子さんによるデュオ・コンサートが7日、米子市末広町の市文化ホールである。17~18世紀に活躍したドイツの作曲家、オルガニストだったバッハらのバロック音楽作品で優雅な調べを披露する。
地元の非営利の音楽鑑賞団体「コンサート米子」が7月例会として主催する。
当日は、バッハのバイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番、第6番や、オーストリアの作曲家でバイオリニストだったビーバーの「バイオリンと通奏低音のためのソナタ」などを上演の予定。
コンサート米子は「世界的名手の寺神戸さんと、日本を代表するチェンバリストの曽根さんがどういうアンサンブルを聴かせてくれるか、山陰で聴く機会が少ない古楽器を身近に感じてほしい」と期待する。
会費(月額)は一般2千円、学生千円、高校生以下300円。新入会の場合は入会金1500円と会費2カ月分が必要。問い合わせ、申し込みはコンサート米子、電話0859(34)3173。