人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)で作った小腸の立体臓器モデル「ミニ腸」を利用し、新型コロナウイルスの変異株ごとの特徴や、後遺症の要因の一つとされる長期の持続感染の研究が進んでいる。感染から30日後も腸で増殖する株を確認したほか、腸が分泌するタンパク質「インターフェロン」の一種に長期の感染を抑える効果...