実戦練習を中心にレベルアップを図り、チーム内の競争激化で戦力が充実してきた。夏は過去2大会初戦敗退。足立主将は「粘り強い守備で最少失点に抑え、終盤の攻撃で勝利をつかみたい」と勝ちへの執念をにじませる。

 攻撃は、長打はないが広角に打ち分ける足立と勝負強い中距離打者の井上が中心。走者をためて中軸の2人につなげたい。

 投手陣の中心は主戦の福城。右横手から繰り出す、癖のある球は打ちづらい。捕手森山との息の合った2年生バッテリーでテンポの良い投球を見せる。槙野、足立はリリーフに回る。内野の要となる遊撃足立を中心に相手打者の特徴を見極め、大胆なシフトで失点を防ぐ。
 

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