島根県隠岐の島町都万、都万小学校で9日、創価学会が児童向け図書150冊を寄贈した。半世紀にわたり実施する教育運動の一環で、都万小には2025年度以降も1年に20冊ずつ、計100冊を追加で寄贈していく。
都万小であった図書贈呈式には全校児童61人が集まり、創価学会の門脇秀夫隠岐本部長が児童代表に目録を手渡した。吉野泰文島根総県長が「本を読む習慣さえ身に付けておけば、その人の道に希望が消えることはない」と、児童たちに読書の大切さを伝えた。
創価学会は1974年から中山間地域や離島、自然災害を受けた地域の学校を中心に優良図書の寄贈活動をしている。県内では今回で22校目となる。(鎌田剛)