浜田市弥栄町内を走破する「秘境奥島根やさかウルトラマラニック」開催まで100日前となった12日、大会実行委員らが町内4事業所を回り、大会周知へ協力を呼びかけた。
大会は2017年に始まり、今回で8回目。100キロの部と65キロの部があり、市弥栄支所前のイベント広場を発着し、町内の大長見ダムや市ふるさと体験村などを巡る。
コースの累計標高は2000メートルに達し国内マラソン屈指の難勾配を有するが、16カ所の給水ポイントでは新米のおにぎりやうずめ飯といった地元ならではの軽食が味わえ、参加者をもてなす。
久谷義美大会実行委員長(68)ら4人がスーパーや飲食店などを訪れた。大会ポスターと予想通過時刻を記したコース図を手渡し、店先への掲示を依頼した。事業者は「今年も楽しみにしてるよ」などと声をかけて掲示に応じていた。
久谷委員長は「コースは厳しいが地元との交流と食事が人気の一つ。ぜひ走りにきてほしい」と呼びかけた。参加申し込みは、インターネットサイト「ランネット」で9月22日まで受け付ける。
(中村成美)