【江津】北部九州総体ハンドボール競技に男女アベック出場する江津市都野津町、江津高校チームを激励しようと、高齢者施設「よろこぼう屋」(江津市和木町)のデイサービス利用者が24日、選手に千羽鶴を贈った。
5、6月に松江市内であった県予選で、男子が4大会連続、女子が3大会ぶりで出場を決めたことを受け、利用者50人が鶴を仕上げた。
選手4人がデイサービス施設を訪れ、製作者2人が代表して男女の主将に千羽鶴を贈った。手渡した大崎絹枝さん(89)=江津市江津町=は「活躍を祈って一生懸命作った。けがなく万全の体調で悔いのない良いプレーをしてほしい」と激励した。
男子主将で3年、檜垣翔聖(とき)さん(17)は「地域からの心強い応援が力になる」と感謝した。女子主将の3年、益田望未(のぞみ)さん(18)は「追い風にし恩返しができる結果を出したい」と意気込んだ。
大会は8月7日、福岡県で開幕する。男子は9日の2回戦、女子は8日の1回戦で初戦に挑む。(村上栄太郎)