島根県飯南町角井の志津見ダム湖で27日、水上スポーツ・SUP(サップ)の体験会があった。親子連れら32人がボードの上に立って湖面をこぎ進み、豊かな自然を満喫した。
志津見ダムの活用を目的に、住民有志でつくる「飯南プレーパーク+α(プラスアルファ)」が企画。2歳から50代までの幅広い世代が参加した。
参加者はサーフボードより少し大きめの専用ボードに立つ練習から始め、慣れてくるとパドルを使って湖面をすいすいと進んだ。同世代の参加者と湖上で交流する姿もあった。
父親と参加した松江市東津田町、中学1年の久保広喜さん(12)は「水が冷たく気持ち良かった。いろいろな人と交流できて楽しかった」と喜び、企画した景山良一さん(46)は「地域にある資源を活用して楽しむ取り組みが広がればうれしい」と話した。
(山本泰平)