大阪市北区のJR大阪駅前の複合商業施設内に、出雲地方を中心とした山陰両県の名産品を販売するアンテナショップ「出雲しめなわや」が31日、開店する。山林業・地域開発事業の「たなべたたらの里」(雲南市吉田町吉田)が運営。観光イベントも開き、2025年の大阪・関西万博を控えて注目が集まる中、山陰の魅力を発信する。

 

 同日グランドオープンする複合商業施設「KITTE(キッテ)大阪」の2階で、広さは約50平方メートル。正面入り口に、「大しめなわ創作館」(島根県飯南町花栗)が制作した幅4・5メートルのしめ縄を飾り、来場者を引きつける。

 物産は、たたらの里と中浦食品(松江市東出雲町錦浜)が中心となり、出雲そば、宍道湖産シジミ、赤天、アナゴやノドグロの一夜干しと...