カットメロンを購入する来場者=益田市高津町、島根県立万葉公園
カットメロンを購入する来場者=益田市高津町、島根県立万葉公園

 益田市高津町、島根県立万葉公園で28日、石見のフルーツとスイーツを集めたイベント「石見のフルーツ&スイーツまつり」が開かれた。特産のアールスメロンや美都町のイチゴを使ったアイスクリームが販売され、約千人の来場者でにぎわった。

 万葉公園など県西部の宿泊施設、観光施設、飲食店ら23事業者でつくる石見ツーリズムネットが、にぎわい創出と地場経済の活性化を狙いに初めて企画した。県西部の飲食店や生産者が23ブースを設け、練り切り菓子やアイスクリームなどを販売した。

 益田市内のメロン生産者でつくる益田メロン部会はアールスメロンをその場で切った「カットメロン」を売り出し、用意した40玉(約70キロ)が正午には残り5玉になる人気ぶりだった。

 家族5人で訪れた津和野小学校2年、長嶺佑星さん(8)は「果物が大好き。アールスメロンは甘くておいしい。来て良かった」と笑顔で話した。(中山竜一)