「清流日本一」の高津川上流で捕れるスッポンを使った鍋セットを、島根県津和野町日原の老舗料亭が商品化した。脂がのり、古くから美味とされてきた高津川の天然スッポンを貴重な地域資源として発信する。
清流の高津川に生息するスッポンは天然特有の黄色の脂が多く、味が濃いとされる。
6~9月が漁期で、老舗料亭「若松屋」は50~60年前から鍋にして提供し、毎年楽しみに訪れる客もいる。新型コロナウイルスの影響で来店客が落ち込んだのを機に、家庭でも味わえるようにと商品化した。
完成した商品は身や甲羅が入っただしを真空パックにし、野菜を追加して煮込んで食べる。だしは無農薬の地元産野菜を入れて長時間煮込んでいるため、身の臭みはなく、あっさりしていながら濃厚な脂のうま味が口に広がる。
店主の小松亨嗣さん(57)は高津川のスッポンの美味を多くの人に知ってもらいたいと強調。「ビタミンやミネラルを豊富に含んでおり、栄養価や美肌効果も高い」と売り込む。
「高津川 天然すっぽんなべ 2人前」(620グラム)は3500円で、8月1日から販売を始める。山陰中央新報セールスセンターもネット販売で取り扱う。問い合わせは若松屋、電話0856(74)0313。













