来場1万人目の記念品を受け取った徳田さん親子(中央)=松江市袖師町、島根県立美術館
来場1万人目の記念品を受け取った徳田さん親子(中央)=松江市袖師町、島根県立美術館

 松江市袖師町、島根県立美術館で開催中の「『アンアン』『ポパイ』のデザイン 新谷雅弘の仕事」(山陰中央新報社など主催)の来場者が9日、1万人を突破した。節目に来場した鳥取市の公務員、徳田京子さん(59)と保育士、智子さん(28)親子に展覧会の資料集と記念品が贈られた。

 京子さんは昭和レトロなデザインが好きな娘を誘って訪れたという。「大学生の頃、(雑誌の)オリーブで最新デザインを知り、憧れを持っていた」と来場のきっかけを話し、1万人目と聞かされて驚いていた。

 企画展では有名雑誌のアートディレクターを務めたデザイナー新谷雅弘さん=島根県海士町崎=が手がけた雑誌やイラスト原画などを紹介する。

 午前10時から日没後30分まで。火曜休館(13日は開館)。観覧料は当日(コレクション展セット)が一般1450円、大学生1100円、小中高生500円。9月2日まで。(森みずき)